入念に調べておきたい院内の人間関係や雰囲気

院の雰囲気を把握しておかないことのリスクとは

転職活動の最中、医師の多くは求人を参考にしながら、特に給与の額や当直・オンコールの有無、出勤曜日や勤務時間、そしてそれぞれの医療施設の専門分野や設備、実績等に目を向けつつ応募先を選別していくことでしょう。

これらのチェックは転職希望者にとって当然必要となる作業なのですが、医師の転職でよくある失敗に、人間関係のもつれやパワハラなどがあるため、これらを回避するためにチェックしておかなければならない点が他にもいくつかあることも知っていなければいけません。

医師が働く病院やクリニック内も、人間対人間で成り立っています。
医師と患者のみならず、医師と医師同士が時に衝突し、時に上下関係や派閥の争いなどによって、人間関係を悪化させることもあるのです。

それに巻き込まれれば、いくら給与が高くても、いくら希望していた勤務時間であっても、そこで働き続けることは難しくなるでしょう。

どのような人が実際に働いており、院の雰囲気はどうなのか、また、上司の性格や看護師も含めた医療従事者の働きぶりはどうなっているのか、こうしたことを応募前にできる限り把握しておくことをおすすめします。

そこで働く人だけが気に入らないから再び転職をする、こうしたことは本当によくある失敗ですから、事前に入念に調べておくようにしてください。

できるだけ多くの医師と接しましょう

院の雰囲気や上司の性格、その他医療従事者の働きぶりなどは、求人を眺めるだけではなかなか見えてはきません。
また、これらは非常に主観的なものでもあります。
ある医師にとっては良い雰囲気であっても、別の医師にとってはあまり良くない雰囲気であることもあるのです。

さらに、パワハラやセクハラ、いじめなどは、対象者が限定されていることもあり、そうした目に遭っていない人にとっては大した問題とはならないため、これも非常に見えにくい点となるでしょう。

それでも、できるだけ多くの医師と接することで、どのような雰囲気を持った人たちが働く医療施設であるのかは把握しやすくなるはず。

応募前に気になる医療施設やクリニックに足を運び、多くの人に話を聞きながら徐々に院の雰囲気などを整理していくことができれば、求人には表れない、しかし、転職の失敗を防ぐために必要な情報を手に入れることができるのではないでしょうか。

転職エージェントなども利用し、キャリアコンサルタントの力も借りながら転職先候補の医療施設を訪れ医師や看護師などと多く接してみてください。
活用できるものは最大限活用し、転職の失敗を防ぐよう努力しましょう。

医局の上下関係も含め、医師同士の関係に悩み転職を検討しているのであれば、これはなおさら必要な努力となるはずです。